先日「ワイン＆ダイニング ヴィニュロン」の7周年パーティに参加させてもらった。ぼくは2時間ほどで引き上げたのだが、後で聞いたところによると、２８人の参加で２４本のシャンパーニュと１２本のワインと日本酒が半升消費されたらしい。いやはやすさまじい。
そういうぼくもおとといのボージョレ解禁日はよく飲んだ。
この日は「ホテルヒルトン福岡シーホーク」でフェラガモ資本の「イル・ボッロ」というワイナリーのワインにディナーを合わせたイベントに参加。スパークリングを含め7種のワインをいただいた（ヌーボーとは関係なし）。同じテーブルに同ホテルの運営担当副総支配人・デニス・リクター氏がおられたのだが、彼がめっぽうワインに詳しかったため、細かく説明してくださり（もちろん通訳の方が隣におられた）、とてもお得なテーブルだった。
結局少し残しはしたものの、グラス７杯分くらいは飲んだはず。しかしこの日は意外に正気だった。料理も蝦夷鹿のパテやらあんこうのテリーヌやら鳩のフォアグラ詰めパイ包み焼きやらゴージャス極まりないラインナップ。ワインとの相性も抜群で、夜景とともに心底堪能させていただいた。
そろそろ引き上げようと２３時すぎにレストランを出てロビーへ。そこでツイッターをみると大手門のイタリアン「樋口」の店主による「２４時になったらボジョレー飲むから集まれ」のつぶやきを発見。どこかでヌーボーを飲んで帰ろうと思っていたので「樋口」に行くことに。樋口氏と仲のよい某シェフ、某ソムリエも来ており、シェフはパエリア持参、ソムリエはボージョレヌーボー持参。これがうまくて、少し前にイタリアンをフルコースでいただいたというのに、入っちゃうんだよな〜。そして樋口くん自ら近所のスーパーで買ってきた豆腐、野菜、魚でしゃぶしゃぶスタート。豆腐うまし！ ボージョレは４杯くらい飲んだか？ ってことは、きょうはワインを１本半くらい飲んだってこと？ これはぼくにしては尋常じゃない量だ。しかし、正直、まだ飲めた。どうしたんだ、この日は？
弓削聞平
